半年ほど前
マーチンルーサーキング牧師の生涯を二時間程にまとめた番組を見た
ヒストリーチャンネルだったと思う。
心が震えた…
真の強さとは
こういった事だと思う。
全ての黒人ミュージシャンで
彼の影響を受けていないものなどない…と
何かの読みもので見た記憶がある
有名な最後の演説のシーンになると、知らない間にボロボロ泣けていた。
今の世の中に
本当に必要なリーダーとは
こういった人なのでは無いか?
スティーブジョブスは確かに凄い
ビルゲイツ然り…アルベルトアインシュタインも
物事を成し遂げようとするエネルギーは半端ではない
彼らはその知力や行動力、閃きや発想で
確かに世界を変えたかも知れない。
歴史や時代の速度
時間の概念さえも…
僕もその恩恵をたっぷり受けています。
しかし
それが未来永劫に渡って何らかの
負の連鎖を引き起こしてしまうことも
既に証明されていると思う。
人間はエゴイスティックな生き物です。
常に利便性を求め
自分自身の価値基準で
世の中を染めてしまいたい…
心のどこかに
そういった願望を持っていると思う。
そのエゴイズム(他の言葉が見当たらない、信念と置き換えるべきか?)が
どこに根付いているか…?で
人の一生の命題は決まる
相対するものに
チカラではなく
対話や行動によって
時代の意識を変えた
キング牧師
そして彼に多大な影響を与えたマハトマガンジー
自己の栄達や名誉の為になら
彼は死ぬ必要などなかった。
未来を信じたからこそ
自らの命をかけて立ち続けたんだろうと思う。
彼らは未来の為に
ツケを払った
真の「アガペ」だと思う。
彼の意思を継ぐものは世界中で興り
アメリカ初の黒人大統領が誕生した。
(オバマ氏が優れた政治家かどうかは別にして…)
僕らはいま
岐路に立っている
僕らはいま
未来の為にツケを払わなければならないところに来ています。
なんとなく
そんな事をスティーブジョブスの伝記を読みながら
感じてしまった訳です。
なので
blogの一番下に
マーチンルーサーキング牧師の言葉を常に載せようと思いました。
当然
ビルゲイツもスティーブジョブスもアインシュタインも
歴史に名前を残した人
人間がそのチカラを
誤った方向に導かないように…
そして
比すれば
僕は芥子粒ですら無いのですが(笑)
せめて
自分自身の心の王は
流される事なく
自分の信念に置きたい
難しくてもね…
粘り強く行きましょう(笑)
Martin Luther King Jr 1968 4/3
前途に困難な日々が待ってます。
でも、もうどうでもよいのです。
私は山の頂上に登ってきたのだから。
私も長生きがしたい。
長生きするのも悪くないが、今の私にはどうでもいい。
神の意志を実現したいだけです。
神は私が山に登るのを許され、
私は頂上から約束の地を見たのです。
私は皆さんと一緒に行けないかもしれないが、
ひとつの民として私たちはきっと約束の地に到達するでしょう。
今夜、私は幸せです。心配も恐れも何もない。
神の再臨の栄光をこの目でみたのですから