2012年12月12日水曜日

食(食べる…と言う事)





















食育…という言葉がある
深い意味まで考えた事はありませんが
大凡の意味は書いた字の通りだと思います。

一般的な家庭の食卓は今、どういった感じだろう?
スーパーの陳列棚に並ぶ野菜や魚、肉を見ると
ある程度想像が出来てしまう。

僕らが子供の頃 もっと

食卓は貧しかった

しかし、もっとなにかが豊かだった


メザシ3匹、漬物と味噌汁だけの
夕食の日もあったが…

鍋いっぱいに作られた 鯨のすき焼きや(今や高級食材ですが)鳥や豚の内臓料理
現在のスーパーではあまり見かけない にろぎや鯵科の魚

もっと人間はスローフードに
還るべきじゃないかなぁ…
今、たくさんの子供たちが
知らない味って
いっぱいあるように思う。


作り手にとって
こだわり…は時に邪魔になる
これは音楽に限った話ではありません。
手間暇をかける…って事が 必ずしも
常にベストって訳じゃない。

それを受けるのが素人って事を計算に入れなければ…

音楽にしても、食(例えばラーメンのような)一部の通にだけ受けても仕方ない。

友人と高知市内のあるラーメン屋に入った時の事
メニューを見て少しだけ驚いた。

醤油ラーメン¥ ×00
焼豚ラーメン¥1.×00

値段設定、少し変じゃないかな?

僕の価値観では
この値段なら『むっちゃ美味い!』とか『もう一回絶対食べたい』じゃないと 二度と行かない…

残念ながら 期待以下の味

案の定、ランチタイムと言うのに
客足もパラパラ…

7〜800円中心のメニューだったとしても、かなりの味のレベルを期待してしまう。

たとえこの店の〝売り〟が
別のメニューでも
再び足を向ける事は無いとおもいます。
手間暇と食材に拘りを持つ事自体は素敵な事、
でも、客が満足出来なきゃおしまいです。

さて、もう師走
食をテーマに二つの事を書いて見ましたが
如何でしょうか?

何かと外食、酒などの機会が増える時期
ついつい飲み過ぎ、食べ過ぎ
絃声の巷で千鳥足…

皆様におかれましては、お身体に充分お気を付けられますよう







 

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