2015年8月31日月曜日

原宿元気祭り スーパーよさこい2015所感


誰かが書いてあったけど
よさこいって 同窓会みたいなもんで 様々な人に会う
東京で高知の知人と会うのも
また 違う感慨を呼び覚ましたりするもんです。



お互いの無事(笑)を確認しあったり
健闘を讃えあったり
知らない間に
知り合いになってたり…笑


雨の中開催されたスーパーよさこい2015は
主催者側にも沿道の観客の方々にも
また それぞれのチームの踊り子達にも 
ご苦労が多かったと思います。

本当にお疲れ様でした。
そして
ありがとうございました。


少しだけ
自分の立場を離れて
正直に感じてる事を書きたいと思います。

高知に於いても
今回の東京に於いても
もう少し聴き込みたい
学びたいって楽曲が増えました。
振り付けのことは僕には分かりません…が
密接に繋がっているので
踊りが楽曲を昇華させているという例もあります。


また逆に
楽曲も振り付けや 踊る技術自体も凄いのに
ただ、それだけ…
っていう例もある。
表現が内側に向い
外にアピールして来ない。
勿体無いなと感じたりします。

自分も含め
何処かでスイッチを切り替える必要があるなと
技術者(作曲者 振り付け師)は
自分の作品で
観る人 聴く人に何かしらインパクトを与えたいと思ってます。
しかし
持っている技術故 五感が働かないことが多い

少し難しい言い回しかもしれませんが、
こう見せてやろう
こう聴かせてやろう

こう見える
こう聴こえる
感じる…の違いですね。

それは場所によっても違う


面白い発見がありました。

今回東京で
あれ⁈
面白いじゃん‼︎
って思ったチームにダイヤモンドダイニングがありました。

見え方 聴こえ方が違う
正直に
高知では感じられなかった 波を
東京では感じる事が出来ました。
全体として大きく キャッチでした。

逆に高知で 楽曲も振り付けも凄く良かったのに
東京では小さく
こじんまりとまとまって見えてしまってる
残念やな…と感じるチームがあったり、

自分のチームの事はあまり書くべきでは無いと思うけど


俵屋 旭食品も同じ
見え方 聴こえ方が違う

俵屋さんは残念ながらストリートを観ることが出来なかったのですが(来年の依頼があるか?どうかは別にして)
これから見定める基準値をはっきりと捉えることが出来ました。


旭食品に関して言えば
半分ぐらいの人数でしたが、
スーパーよさこいでは らしい演舞が出来たんじゃないかな?
僕的には
今回、高知より 東京で映えたように感じました。

《東京で高知の祭りをすること》に疑問では無いのですが
これまで 多少の違和感を感じる事もあったのですが
今回 自分にとっては新しい意味を見出すことが出来たんじゃないかな?と思います。

かんしゃらさんは
演舞を観ることが出来なかった、
この後 解散となるので
見ておきたかったけど非常に残念です。

四万夢多さんは皆さんが楽しそうに踊っているのが とても印象的で
祭りを楽しんでる
その素朴さが何だかいいな…って
素敵やなと感じました。


僕の楽曲を大切に踊って下さった各チームの皆さん
そしてスタッフの皆さん
本当にありがとうございました。

来年 また同じチームを担当するかどうかは分かりませんが
何事も一期一会 
機会を与えて下さったことに感謝します。

ありがとう またお会いしましょう東京‼︎


今回の僕の旅は
もう少し続きます。










2015年8月28日金曜日

Hello‼︎ TOKYO


スーパーよさこいにて
旭食品チーム帯同の為
東京に参りました。

数日間
よろしくね



2015年8月27日木曜日

ASAOMUSICよさこいの世界 夢屋舞組2015

よさこい祭りのチーム紹介の前に
先日の踊るんや紀州で3年振りの入賞を果たした夢屋舞組を紹介します。




このチームを手がけ出したのは昨年2014年から
一年目は歌舞伎の世界を織り交ぜながらのROCKをやりたい!
ということで
神戸の山口貴徳氏に合作を依頼
そこから手を加えて
TasteはROCK…歌はバンドっぽい歌謡曲
とにかく印象の強いものを目指しました。曲中のエレキギターはUcan(中平祐介氏)





このチームの大将とは 何と無く馬が合いそうで なんかオモロイことやりたい!と(笑)
で、2015何やりたいん?って聞くと
「スパニッシュ‼︎で黒潮河内音頭」
「え?…」みたいな
合うんかいな…( ̄◇ ̄;)⁉︎
で、出来上がったのが上のYouTube

預かったCDの黒潮河内音頭には確かにガットギターが入って
スパニッシュ…というか
ラテンっぽい香りが漂っていました
しかし 真ん中、曲の中心に置くには
な〜んとなく流れが軽い(楽曲がという意味ではなく、あくまで僕の曲中に入れたなら)
血が騒いじゃったんです、笑



これ シャウト出来るんちゃうかな?

コードワークをプロコルハルム風に
ROCKバラード調に
独断と偏見で…
おまけに
エンディングはビールのコマーシャルのあれで行こう‼︎
みたいな…

何とも風変わりな コロコロ曲調が展開する曲になってしまった∑(゚Д゚)

しかし振り付けの吉田久美子先生が
しっかり一つの世界に纏め上げてくださいました(安堵の溜息)

夢屋舞組2015
Cielo azul

指が触れたとき 楽園が見えた
碧き海の果て
夏の終わり 夕立の中で
泳ぐような足取りで
腕を擦り抜た
あの娘は天使 紀州の華よ

沖の暗いのに 白帆が見ゆる
あれは紀の国 みかん船
今の世までも 語り草
男 文左の 決死の業も
熊野灘の捕鯨の業も
男が惚れる 放れ業


上のYouTubeが見た動画の中では一番のお気に入りです。
代表もチームの皆さんも良い仕事をしてます。
人の和がある そんな風に感じる演舞でした。


実は高知よさこい祭りの前夜祭の日に
2016年 夢屋舞組の打ち合わせをしました。
目指すは 世にも面白く 格好良く
何処にも似ていない
それでいてホロリと泣ける‼︎
そんな世界を目指したいと思います




2015年8月22日土曜日

ASAO MUSICよさこいの世界 旭食品



この8年間 旭食品チームに帯同しています。
最初にこの仕事のお話をいただいた時は
よく 僕のようなアウトローに声をかけて下さったと びっくりしたものです。

旭食品のよさこいチームは
長年高知よさこい祭りのトップに君臨して来たチーム
華やかな演舞に魅了されて来たファンも多いと思います。



花鳥風月シリーズから 今年のGoen(ごえん)まで あっと言う間の8年間でしたね。俵屋グループさんに次ぐ長さになりました。

旭食品と僕には奇妙な因縁があります。
97年 旭食品はよさこい大賞3連覇がかかる年でした
その年の大賞は 高知大丸で それが僕のよさこいデビューでした。

また 振り付けのSoul New Yorkの工藤理恵先生は僕の中学の同級生

同窓会の折 いつか一緒に仕事したいね〜とか言ってたのが まさか旭食品チームになるとは⁈
これもご縁の賜物ですね。




余談はさておき 楽曲の話です。

以前 BlogかFacebookで触れたと思いますが、このチームを担当するにあたって一番考えたことが日本のPOPMUSICとよさこいの境目です。
今まで僕が標榜して来たWORLDMIXとしてのよさこいとは間逆の位置にあるものでした。

過去 旭食品のよさこいに於いて
一番多く連想されるのは 堤一平氏の楽曲だと思います。
完成度の高い 軽快なリズムで爽やかな曲調

ここから引き 足せるものは何か?
僕流の“おシャンティ”な和調


ビートにSoul Musicの根幹
言葉は分かりやすく 誰でも口ずさめるメロディー
そこに少しだけ コミカルな要素
言わば カラオケで歌われるような曲調を目指しました。

2011年 2012年が一つの完成形だと思います。
答えを出すのに数年を要しましたが
根気よく導いて下さった旭食品及び関係者の皆様に感謝です。


余談ですが
よさこいできちんとしたボーカルを担当するようになったのは 旭食品が初めてでした、
それまでは相手にもされなかった、笑



そして2013年度より 僕自身
新たな指標の元
次なる形を目指し始めています。


今年は新たに口上を盛り込んでみたりしましたが、更に面白く 発展したものを作り込んで行きたい。


音楽を取り巻く環境が激変し
新しい潮流が生まれ始めています。
その波は よさこいにも押し寄せて
驚くような楽曲が多く生まれて来ています。

その中で 僕と旭食品チームは
高知を代表するチームの一つとして自らの立ち位置や姿を示し続けなければならない。
そう感じています。

クビになることがなければ、笑
このランデブーは当分続くと思われます。
















2015年8月15日土曜日

2015 第62回よさこい祭り


祭りの熱気が醒めない間は
言葉を投げないでおこう…
今年 僕がそう感じたのは 今 一度
自分の“音楽”というものを真剣に精査し直したいと考えていたからです。

よさこいの音楽に携わって
もう18年になります、
その殆どの期間 関わったチームの努力によって 全国様々な祭りに於いて
僕の楽曲や名前が喧伝され
実力以上の評価を得られて来られたと思います。


同時に他者のどのような楽曲に於いても 分析出来る範疇にありました。
少し自信過剰ですが…多分 殆どのミュージシャンは同じではないかと思います。
もちろん 須らくの楽曲に耳を通せる訳ではないので
あくまで自分の耳で聴くことが出来た範囲でです。


よさこいの楽曲に於いても
時代はゆっくり変化します、
しかし
時に
急激な変化をする瞬間がある。
新しい潮流は 既に数年前に訪れていました。

以前 このBlogでも書きましたが
ただ一曲であれば
素晴らしい楽曲を書くことは誰にでも出来る
良い作曲者とは それを繰り返し行う
言わば打率が高い
しかも 求められる形に対して
違うアプローチや表現で臨むことが出来る作家を良い作曲者という
僕の持論で申し訳無いのですが…

よさこいに“賞”というものが付いて回る以上切り離して語ることは出来ませんが、あくまで そこは無視して楽曲だけの話

数年前にとあるチームの楽曲を
発表前に聴かせて頂いた時
久しぶりに衝撃を受けました。同時にこれからの新しいカタチ
中心になるであろう流れを感じました。


時代が変わる…ということは
今 あるものが古くなる ということです。
当然 その中には
僕の楽曲も含まれる

チームのタイプによってはこれに当てはまらない楽曲も存在しますが
嬉しい事に 僕のスタイルでは
これに死に物狂いで挑まなくてはならないでしょう。

わくわく ゾクゾクです
久しぶりの高い山ですね

楽曲だけを聴いて
感心したチームが今年は 幾つかありました。
残念ながら2曲を除いて
(本祭入賞の枠としては)後夜祭に残っていませんでしたが…
素晴らしい楽曲でした。


さて、自分の担当したチーム
今年のよさこい祭りでは8チームが出場
していました。
まず それぞれのチームの皆さん、関わってくださったミュージシャンや関係者、衣装を作って下った方々 振り付けを作ってくださった先生方、それを懸命に踊り 表現してくださった踊り子の皆さん、また 当日 音響や照明 誘導や給水を担当してくださった方々
全ての人々に御礼申し上げます。
ありがとうございました。
あなた方の存在無くしては 僕の音楽は成立致しません。
録音参加ミュージシャンに関して
本来なら須らくのクレジットを載せるべきですが
多少 問題もあるかと思いますので
ここでは控えさせていただきました。
OKが取れる方々は 各楽曲の解説(上げるのか?笑)で載せさせて頂きます。

そして 祭りを運営 開催する全ての関係者 振興会 各地区競演場、演舞場の皆さん それに協力してくださった住民の皆様
ありがとうございました。今年も良い祭りが出来ました。


沿道で懸命に声援を送ってくださった皆様
ありがとうございました。
皆さんの拍手や熱気に支えていただきました、また来年も会いに来たいと思います。


今を争いながら
次を始めなければなりません。
少しでも成長した姿をお見せ出来るよう
日々 精進致します

2015年8月14日

堀麻夫










2015年8月1日土曜日

2015高知よさこい祭り 参加チーム

皆さん
暑いですね!
Blogの方は久しぶりの更新です

2015よさこい祭り(本祭)にて僕の制作した楽曲で参加して下さるチームを紹介します プロモーションビデオがある場合は添付します
既に彼方此方でお披露目もあったチームもチラホラ 
ご覧になられた方も多いのでは?
皆さん 良い祭りが出来ますように!

紹介は順不同です

俵屋グループ(高知)

ホームページ

月下桜舞連(香川)

ホームページ

https://youtu.be/RU7H9jyadck


旭食品(高知)

ホームページ

かんしゃら(大阪 京都 東京)

ホームページ


浜っ鼓★弾★DAN(愛媛)

ホームページ

アローズ(高知)


浪速乱風(大阪)

ホームページ


四万十町踊り子隊 四万夢多(高知、四万十町)
(山口貴徳氏 中城貞明氏との共作)
紹介ページ




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