祭りの熱気が醒めない間は
言葉を投げないでおこう…
今年 僕がそう感じたのは 今 一度
自分の“音楽”というものを真剣に精査し直したいと考えていたからです。
よさこいの音楽に携わって
もう18年になります、
その殆どの期間 関わったチームの努力によって 全国様々な祭りに於いて
僕の楽曲や名前が喧伝され
実力以上の評価を得られて来られたと思います。
同時に他者のどのような楽曲に於いても 分析出来る範疇にありました。
少し自信過剰ですが…多分 殆どのミュージシャンは同じではないかと思います。
もちろん 須らくの楽曲に耳を通せる訳ではないので
あくまで自分の耳で聴くことが出来た範囲でです。
よさこいの楽曲に於いても
時代はゆっくり変化します、
しかし
時に
急激な変化をする瞬間がある。
新しい潮流は 既に数年前に訪れていました。
以前 このBlogでも書きましたが
ただ一曲であれば
素晴らしい楽曲を書くことは誰にでも出来る
良い作曲者とは それを繰り返し行う
言わば打率が高い
しかも 求められる形に対して
違うアプローチや表現で臨むことが出来る作家を良い作曲者という
僕の持論で申し訳無いのですが…
よさこいに“賞”というものが付いて回る以上切り離して語ることは出来ませんが、あくまで そこは無視して楽曲だけの話
数年前にとあるチームの楽曲を
発表前に聴かせて頂いた時
久しぶりに衝撃を受けました。同時にこれからの新しいカタチ
中心になるであろう流れを感じました。
時代が変わる…ということは
今 あるものが古くなる ということです。
当然 その中には
僕の楽曲も含まれる
チームのタイプによってはこれに当てはまらない楽曲も存在しますが
嬉しい事に 僕のスタイルでは
これに死に物狂いで挑まなくてはならないでしょう。
わくわく ゾクゾクです
久しぶりの高い山ですね
楽曲だけを聴いて
感心したチームが今年は 幾つかありました。
残念ながら2曲を除いて
(本祭入賞の枠としては)後夜祭に残っていませんでしたが…
素晴らしい楽曲でした。
さて、自分の担当したチーム
今年のよさこい祭りでは8チームが出場
していました。
まず それぞれのチームの皆さん、関わってくださったミュージシャンや関係者、衣装を作って下った方々 振り付けを作ってくださった先生方、それを懸命に踊り 表現してくださった踊り子の皆さん、また 当日 音響や照明 誘導や給水を担当してくださった方々
全ての人々に御礼申し上げます。
ありがとうございました。
あなた方の存在無くしては 僕の音楽は成立致しません。
録音参加ミュージシャンに関して
本来なら須らくのクレジットを載せるべきですが
多少 問題もあるかと思いますので
ここでは控えさせていただきました。
OKが取れる方々は 各楽曲の解説(上げるのか?笑)で載せさせて頂きます。
そして 祭りを運営 開催する全ての関係者 振興会 各地区競演場、演舞場の皆さん それに協力してくださった住民の皆様
ありがとうございました。今年も良い祭りが出来ました。
沿道で懸命に声援を送ってくださった皆様
ありがとうございました。
皆さんの拍手や熱気に支えていただきました、また来年も会いに来たいと思います。
今を争いながら
次を始めなければなりません。
少しでも成長した姿をお見せ出来るよう
日々 精進致します
2015年8月14日
堀麻夫